凡人の凡人による凡プレイ備忘録

2023年12月4日にサービス終了した『実況パワフルプロ野球サクセススペシャル』の(あまりに名残惜しいのでしばらくの間は続くと思われる)思い出話を今はまだ中心に、色々な、というか私がプレイしているゲームやその他もろもろを気の向くままに書いてます。なお攻略記事ではありません。あと、凡プレイ紹介ですので、スーパープレイを見たい方は回れ右。(笑)

最強の捕手の形は何か、ドラフトキング第116話「独立からのデスロード②」

というわけで、遅くなりましたが3/6(水)はグランドジャンプ発売日でしたからして、ドラフトキング最新話のネタバレ感想のお話回です。

 

なお、今回はセンターカラー回でございます。まあセンターと言っても冊子の真ん中あたりに収録されているわけでもないんですけどね。

 

それはさておき。

 

今回は、まさかの前回に続いて「捕手とは何ぞや」回(後編)でした。

今のプロ野球界だと、確かに絶対的な捕手というのはどのチームも持っていなくて、複数人を一緒に使っています(=併用)が、それでもまあ、「一番手」という捕手が居て、その捕手がずっと試合に出ているチームは強いかなと。

 

でもまあ、その差もそこまでなくて、作中で郷原スカウトが言うように「超優秀なキャッチャー陣」というのは、それこそ夢で。

んでもって、今のプロ野球界に「超優秀なキャッチャー」ってのは多分居ないんだろうなと。

その証拠にクロマツテツロウ先生は「超優秀なキャッチャー陣の併用」において、その捕手はこのレベルを求めているようです。

うわー。

マジですか? このクラスですか。

んで。

たぶん、クロマツテツロウ先生の言う「城島、谷繁、古田」ってのは、このユニホーム時代の3捕手を言うと思ってます。

...いや、もしかしたら谷繁はベイスターズ時代も入れて良いかも?

つまりは、「優勝請負人キャッチャー」とでも言いましょうか。

 

でもそうなると、今年から巨人の監督になった阿部捕手を外しているのはまだしも、この選手を外したのは何故だろう?

西武ライオンズ時代、明らかな正捕手で他の追随を許さなかった伊東勤捕手。

かの選手もまた、常勝軍団の正捕手を務めていたはずなんだけど...城島、谷繁、古田に比べて地味だからか。

 

それとも。

 

城島、谷繁、古田に共通して言えるのは「投手を立てる」捕手ではなく「投手を引っ張る」捕手だからで、そういう捕手が先生の理想なのだろうか?

 

実はこの点で、私自身は「どっちが良い、というか理想の捕手なんだろう?」と決めることが出来ていないんですわ。

現に、野球漫画のレジェンド漫画家・故水島新司先生は『ドカベン』でも分かるように

「投手を立てて、その良いところを引き出す」捕手こそが至高、としていますからね。

投手を引っ張るにしろ立てるにしろ、「その投手の力を最大限に引き出せる」ならどっちでもいいのかもしれない。

さすがに、プロまで行けば、「捕手頼り」になるような軟弱な選手はいないだろうし。

 

ちなみにクロマツテツロウ先生の捕手理想はこちら。

捕手は固定、らしいです。

ただまあ、併用だと中途半端な捕手が多くなるのは仕方ないし、それこそレジェンド級の捕手は誕生しませんからね。

ただ、レジェンド級の捕手ってのも弊害があって、「超ド級の扇の要」を固定しちゃうと、その捕手がいる間は良いけど、「引退した後」とまでは行かなくても「力が衰えた時」が怖いんだよね。

それは歴史が証明していて、古田が抜けたスワローズ、谷繁が抜けたドラゴンズ、城島が抜けたホークスはその後、「正捕手」が定まらず、いや、正確には城島古田谷繁クラスを求めてしまうから「正捕手」が定まらず、どうしても数年に渡って低迷してしまうシーズンが出てしまうという弊害が。

 

その点では「そこそこの捕手」を量産して併用する方がチーム力は安定するのかもしれない。安定するかもしれないが、毎年優勝するほどのチーム力には育たない、かもしれないが。

 

だから今、去年まで4連覇しているバッファローズなんだけど、自チームにはもちろん、他チームにも「超ド級の扇の要」が居ない時代だからこその偉業なのかもしれない。

 

つーわけで今回は「やっぱり捕手って難しい」って結論になりまして。

で。

今回も、また1キャラ。懐かしのキャラが出てきました。

前回、前々回と紹介した桂木くんの同期。でもこちらは「その年のドラ1」で諸事情があって潰れかかっていたんだけど、這い上がって来た投手です。

ちなみに私は久しぶりに見たこともあって、「あれ? こんな顔だったっけ?」と割とマジで思いまして、初登場の頃の画像もご紹介。

...やっぱ、何かデザイン変わってね? まあ、連載が続けば作者の絵柄が変わるのは仕方ないんだけどさ。

でも不思議なもので、当人は「当時と同じ感覚」で描いてるんだけどね。私も趣味で描いてたことがあるから知ってんだけど、絵柄って安定することはほとんどなくて、「特徴」は残っても、見た目はかなり変わるものなのよ。

 

あと、懐かしのキャラで、ドラマの最終シリーズの主役を張ったのに、結局今回も出なかったので、こちらで掲載させていただきます。

前回、紹介した照屋くんと同期にして、同じ学校の出身のドラフト7位だけど最速156キロのスターター兼セットアッパーの仲眞大海。(大海と書いてオーシャンと読みます)

どうしたんだろう? 怪我でもしてるのだろうか?

 

さて。

 

つーわけで次回こそは試合回のはず。

おっと。

美濃くん、今シリーズまだ出番があるようです。