凡人の凡人による凡プレイ備忘録

2023年12月4日にサービス終了した『実況パワフルプロ野球サクセススペシャル』の(あまりに名残惜しいのでしばらくの間は続くと思われる)思い出話を今はまだ中心に、色々な、というか私がプレイしているゲームやその他もろもろを気の向くままに書いてます。なお攻略記事ではありません。あと、凡プレイ紹介ですので、スーパープレイを見たい方は回れ右。(笑)

ついに連載再開ドラフトキング! 第111話「Dランク(圏外)の男たち①」

というわけで、実に今年の8/16以来、4か月ぶりの「ドラフトキング」再開でございます!

いやぁ、長かった。

クロマツテツロウ先生の体調が戻られたようで何よりです、体をご自愛しつつ、また、ドラフトキングを楽しませてください。

なお、画像がぶれているのは申し訳ない。だって今回のグランドジャンプ表紙をスキャンしたものだもの。

 

ちなみに。

4か月ぶりなんで、ドラフトキングがどういう話かを少し紹介しますと、毎月第1、第3水曜日に発刊される『グランドジャンプ』で好評連載中。主人公である性格性悪にしてブロッコリー頭の敏腕スカウト・郷原眼力と、色々な野球を舞台として繰り広げられるプロ注目ではなくプロ入りを目指す少年青年たちの間で繰り広げられる人情味溢れる感動の物語でございます。

 

詳しくはこちら

 

てことで、本編111話「Dランク(圏外)の男たち①」の感想でございます。

もちろんネタバレ注意で。

 

さて。

今回のお話は前回までやってました柳川くんシリーズに幕を下ろした新展開でした。まあ、4か月休んだんだから、「前回続き」はさすがに出来ないよなぁ。中だるみにも程がある、をすげー越えてしまってましたんで。

 

てなわけで、今回からの舞台は独立リーグ

カットしましたけど「BJリーグ」とか表記されていましたんで、「BCリーグ」を舞台にする模様。

とは言え、この「BCリーグ(作中ではBJリーグ)」は「今現在」の「BCリーグ」、なんだよねぇ...

 

今ではこのリーグ。関東圏のものになっちゃったんだけど、元々は北信越の4チーム(石川、富山、新潟、長野)で開始されて、途中、福井も加わったから、やっと日本海側にもプロ野球チームとリーグができたと、私も個人的に喜んでいたんだけど、球団数増加による移動費の厳しさと新型コロナの影響で、大元であったはずの北信越のチームが経営難に苦しんでしまい、現在のBCリーグは首都圏リーグになってしまったことがマジで残念でなりませんでした。

 

どうだろう? この辺りのことはクロマツテツロウ先生は触れてくれるのかなぁ?

 

別に関東圏のチームが乗っ取った、と言うつもりは...まったくないとは言わないけれど、今回のシリーズでBCリーグを取り上げるなら、是非、日本海リーグにもその目を向けてほしいと思います。同情はいらないけれど、「昔は北陸のチームもあったんだけど」くらいでいいんで。

 

 

さて、話をドラフトキングに戻しますけど、今回は独立リーグからプロを目指す選手にスポットライト当てるようで、たぶん、今シリーズの主役はこの二人?

どっちも訳ありというかなんというか、左の彼は大学進学を直前で止めてプロ(NPB)を目指すために、独立リーグへ進んで。

右の彼は、ドラフト指名漏れからの、でもこちらも早くプロへ行きたいがための独立リーグ行きを選んだ模様。

 

つっても今回は入団テストのお話途中までで、この入団テストに合格しないと、ジ・エンド、となります。

と言ってもまあ、Dランク(圏外)の男たち「①」と銘打っていますんで、感覚的には、二人とも、今回の入団テストに合格して、でもプロに行けるのはどっちか、になるENDなのかなぁ、と。

 

しかも、今回は珍しく、こういうものを掲げてきました。

数字。

私個人も郷原スカウトと同じ考え方ですね。

数字を否定する気はありませんけど、「惑わせるもの」だとは思っています。

それは別に選手だけでなくファンも。

 

例えば、来年からドジャースでプレーすることが決まった大谷翔平選手なんだけど、高校時代も含めて、日本ハムファイターズ時代も、エンジェルス時代も優勝争いとは無縁のチームでのプレイだったわけで、てことは、対戦相手も(言い方は悪いけど)一線級をぶつけてきたわけでもないし、打つ方にしたって、エンジェルス戦で無理をするつもりはないから、ある意味流している場合が多いわけで、そんな中での数字にどこまで意味があるのかな? と私は考えています。

本塁打王を獲ったことは凄いと思うし、投手として二桁勝ち、奪三振もなかなかのものがあるのも大したものだとは思う。

ただ、そのパフォーマンスを「優勝を争う、真剣勝負の中の真剣勝負でもできるかどうか」が未知数なところもあって、これは『今の数字』では推し量れないから、それを見ないと、私個人としては大谷翔平とはどんなレベルの選手なのかが掴みにくい、ってのがあったりします。

同じことは実はイチローの時も思ってたんですけどね。

 

凄いプレイヤーなのは多分間違いないとは思うんだけど、それが「優勝争いという本当の意味での真剣勝負の中」でも発揮できるのかどうか、もっと言えば「提示される数字に見合う実力が本当にあるのかどうか」が、正直、分からないのがもどかしかったりします。

 

現に、同じような境遇だったイチロー選手は、2009年だったと思うけど、WBC勝戦まで重圧に負けていて「あの一打」以外はぶっちゃけ、打つ方はすべての日本人打者にすら負けているレベルでしたから、私の中では日米通算4000安打にしたって「恵まれた環境が良かったね」って感じで、肩守備足も、元ドラゴンズの蔵本英智の方がよっぽど凄かった、と断言しても良いですよ、ってレベルですわ。

 

低くはないですよ、低くはないですけど「天才」って問われると、どうなんかなぁ、と。

 

おっと、またまた話が逸れてしまいましたけど、ドラフトキングに戻しまして。

 

ちなみに独立リーグ自体のレベルなんですけど、個人的にはノンプロ(社会人野球)には届ていないし、NPBレベルで考えるなら二軍と互角か少し下、って感じです。

まあ、現実問題、二軍相手なら独立リーグのチームは負けないこともないんですけど、調整が目的で試合してる二軍と、NPBにアピールするために試合してる独立リーグチームではそのモチベーションは全然違いますし、それでも試合ではそんなに点差が付かないですから、独立リーグのチームのレベルは推して知るべし、といったところでしょうか。

そもそも、ノンプロでさえあまり獲りたがらないNPBを解雇された選手たちでも獲りに行くリーグですから、そりゃ差はあるだろうと。

と言っても、だからと言って、なんにでも例外は居るわけで、例えば、ホークスの又吉、マリーンズの角中は元独立リーグの選手なのに、一線級の活躍を魅せた時期もありますからね。良い選手が育つ土壌はやっぱあるんですわ。独立リーグとは言え「プロ」であることは確かですから。

 

ただ、それでもNPBだと、支配下指名受けることはまだまだ少なくてどっちかと言えば、育成指名が多いことも事実なのが独立リーガーたちで。

 

でもまあ。

ドラフトキングに話を戻すと、今回はどうも、こちらも絡んでくる模様。

育成枠も視野に入れたお話になっていくようで、となると、まさかと思うけど、郷原スカウトが「育成選手」をスカウトするにあたり、何を見ているかを中溝スカウトに聞くシーンが挟まったりしたりして。