凡人の凡人による凡プレイ備忘録

2023年12月4日にサービス終了した『実況パワフルプロ野球サクセススペシャル』の(あまりに名残惜しいのでしばらくの間は続くと思われる)思い出話を今はまだ中心に、色々な、というか私がプレイしているゲームやその他もろもろを気の向くままに書いてます。なお攻略記事ではありません。あと、凡プレイ紹介ですので、スーパープレイを見たい方は回れ右。(笑)

大越さんの挑戦! 第113話「Dランク(圏外)の男たち③」

というわけで前回に引き続き、クロマツテツロウ先生著『ドラフトキング』のお話です。

つーわけで、サムネは『ドラフトキング』と無関係なんだけど、今回のお話にも女の子という「華」は登場しない(つーかむしろドラフトキングには女子はほとんと出ない)ので、パワプロ界から[プライベート]の二つ名を持つ2人の女の子に来ていただきました。

 

なお、左の娘はまだパワプロアプリには登場していません。

 

さて。

1/17(水)発刊の『グランドジャンプ(以下、GJ)』4号掲載のドラフトキング第113話のネタバレ感想です。

 

まず、今回は前回までと違って久しぶりに「登場人物」をフィーチャーしていました。

これがドラフトキングなんだよなぁ。

でもまあ。

それでもなお独立リーグの厳しさを突っ込んで来てましたけどね。

でもまあ、今回は深く入りませんよ。なんたって今回の主役はこのキャラクター。

前回、残念ながら独立リーグの入団試験に不合格だった彼です。

理由は、作中に載ってまして、体が出来ていないことだそうです。

んまあ、173㎝60㎏では線が細すぎるかなと。身長はともかく。

 

つーわけで、そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、郷原スカウトではなくて、郷原スカウトを認めつつ、でも、どうしてもデータ重視からまだ抜けることが出来ない、郷原スカウトの同僚のこの方でした。

大越スカウト、です。

決して無能ではないのですが、数字を重視するあまり、ちょっと選手を「データで判断してしまう」クセがあります。

例えば今回の美濃くんのように。

とは言え、別に気づいていなかったわけじゃなくて。

ちゃんと美濃くんの魅力は分かっていたんです。

ただ、どうしても「データ」を重視がちになっちゃうところから、得意球というか、美濃くんのセールスポイントから目を逸らしちゃってたんですわ。

ううん...惜しいなぁ...

んまあ、本人も分かっているんだけどね。

データとは統計。

これはまあ、私もある意味賛同しますわ。

敢えて言いますけど「数字に翻弄されている人」には「データこそが至高」なんておバカな勘違いをしている輩はクソほどいるんだけど、こういう人に共通して言えることは、

 

「数字」を見て「統計というデータに当てはめるだけ」で『本質』を一切見ない

 

のです。

とは言え、私も別に数字をすべて否定するわけじゃなくて、「見ているその数字に到達している因果を理解しているなら」意味はあると思ってますよ。

計算式って意味じゃなくて、その目で「数字に到達した状況をその人と、場合によっては周りも含めてての判断して」ってことね。

 

例えるなら最近の「医者」。

ここ数年、そして去年で、私は「大きな病院の医者」という存在を一切信用できなくなって、その理由が、去年の4月頃に『呼吸不全』起こしたから『循環呼吸器課』に行ったんだけど。

「検査」、「検査」とアホみたいにたらい回しにしておいて、出た結果が「発熱があるから内科で検査してきて」だったもんなぁ...

あほか。こっちは息苦しいんだから、体温上がって当たり前だろうが、それすら気づかないほどの馬鹿なのかと、まず、呼吸不全の方をちゃんと診察しろボケが、と割とマジで思いました。

で。

たらい回しにされた内科で何を要求されたかというとPCR検査。

...発熱=PCR検査とか馬鹿かと。さすがに思いっきりやんわりと断らせていただきましたわ。「こっちはマジで呼吸が苦しいんだから、一刻も早く診てくれつってんのに、どうしてもこうも関係ない検査をやりたがるの?」ってね。

しかも、返って来た答えが「コロナの検査をしてから」だったから、「3/14からマスク自由化をわざわざ政府が宣伝して、5/7から二類扱いから五類扱いに代わると決定しているこの4月に何を言っているんだお前は」と言ってPCR検査を断らせていただきましたわ。マジで呆れかえりましたよ。

要は、この医者ども、いや、医者という免許を持っているだけのタダの頭でっかちは、数字だけ見て、患者を診ていない証拠。

以来、私は大きな病院はまるで信用できないので、ちゃんと患者を「その目で」診察してくれるベテラン開業医を重宝するようになりました。

 

とまあスゲー話が逸れまくりましたけどドラフトキングに戻りまして。

つーわけで大越スカウトは美濃くんに救いの手を差し伸べます。

大学野球を薦めました。

とは言え、この美濃くん。どうやら進学校の出身ではないらしく、大学受験は頭に無かったそうなんですけど、単に大学野球を薦めるだけでなく、大越スカウトはちゃんと考えていまして。

へぇ。そんなスゲー監督を知ってるんだ。

いったいどんな監督なんだろう、と本気でこの時は考えましたよ。

でもここまで、言ってくれると美濃くんも前向きに考えるようになりまして、どうやら、この大学に行くことを決めた節がありました。

 

ちなみに、その監督さんはこの人!

...そうか、爺さん、お前か...と

久しぶりに登場の千葉監督です。

そういえば、あなた、岩手学院大学の監督さんでしたよね...😅

しかも、色々なタイプの投手を育てる名伯学でしたね...🤣

 

ううむ...そう来たか。

 

まあ確かに、ドラフトキングでもシリーズを張り、横浜ベイゴールズの勝利の方程式の一角であるセットアッパー・菊地原英光を育てた御仁ですから、時間がかかる美濃くんを育てるには、これほどぴったりな監督は居ないわけで。

 

ただまあ、これで美濃くんの話自体は4年後に行っちゃいましたから、今回のシリーズの主人公の片割れについてはこれで決着かなと。

まさか、大どん返しで大学不合格とか千葉監督が見ないとか、なんて展開にはしないでしょうし。

つまりはこの美濃くんを通じて、「現時点ではまだ(独立を含む)プロでやるのは無理だとしても、『運が良ければ』という前提はあるにせよ、焦らず時間をかければモノになる場合もありますよ」ということを伝えたいお話なんだなと。

 

さて、こうなると次の焦点はこちらのキャラ。

美濃くんと対照的なキャラとして登場させていますから、こっちは独立リーグの荒波に耐えて一年後にプロ指名を受けられるのか、それとも、逆に荒波に呑まれて潰れるのか、といった具合の展開を見せるのでしょうか。

その中で、この常田くんを見出した郷原スカウトがはたして、今回はどういう風に常田くんを導いていくのか、というところが見どころになりそうです。

 

てことでお次のドラフトキング第114話は、2/7(水)。

...ほぼ3週間待ちですが刮目して待っていましょう。