随分と夜が長くなった、文字通り「秋の夜長」。
毎度毎度、このブログで紹介している実況パワフルプロ野球サクセススペシャルが今年の12/4にサービス終了を迎える影響で、今年の7/3ですでに課金終了になっているんだけど、じゃあ、それまで使ってたお金が今、どこに回っているかというと、その一つが今回のお話のサムネ。
元々、マンガ大好きな私でその延長線上にラノベもあるんだけど、こちらに回っています。🤣
まあ、それでもサクスペに課金した額と比べると半分どころか、たぶん1/5以下なんだけどね。
ううん...なんと言うか...いや止めておこう。うん。(意訳:考えないようにしよう)🤪
てことで、サムネの話に戻るんだけど、今回のサムネのお話はこちらのラノベが元になったアニメです。
『ティアムーン帝国物語~断頭台から始まる姫野転生逆転物語~』。
餅月望先生が書かれているライトノベル...ってよく考えたら、今でも「ライトノベル」って表現してるんかな?
うんまあ...
気にしないでおこう。
私の中で今でも「ラノベ」だ。
すでに死語になっているとしても、このブログでは「ラノベ」と言い張ります。
それはともかく、簡単に大まかなストーリーをお話しますと、
ティアムーン帝国とかいう架空ファンタジー世界にある王国のわがままお姫様が、二十歳の時に王国内部に起こった危機が重なり続けた挙句、革命という憂き目に遭って処刑されたんだけど、その瞬間、8年前にタイムリーブして、死の運命を回避するため、王国内部でこれから起こるであろう危機を乗り越えるストーリー。
なんだけど、えっとなんと言うか、久しぶりにかなり嵌りました。
なんと言うか、主人公のお姫様は基本ポンコツでわがままなんだけど、処刑されるまでの過程をきっちり反省し、しかもそれを活かし、アクティブに、正しい方向に行動して逆に、周りとの関係から始まって、処刑された時代以上に王国を繫栄させていく姿がなんとも微笑ましくもコミカルで、思わず読み耽ってしまうラノベに出会ったなという感じです。
ちなみに。
私の中で「お姫様」というと別に可憐でもなければおしとやかでもなかったりします。
だって、マンガやラノベ、ゲームで見るお姫様がたいてい、
こんな感じの脳筋ストリートファイターだったり。
正義かぶれのモンク(武闘家+僧侶)だったり。
この立ち絵からは想像するのが難しいんだけど、魔王すら恐れおののくハサミ使い(※一応、人間設定ですよ)だったり。
てな具合で、むしろ、
物語の主人公、ミーア・ルーナ・ティアムーンの方がよっぽど、皆さんのイメージにあるお姫様に近いんじゃないかなと。
てことで、それが逆に新鮮でした。
で。
物語なんだから当然、色んな問題にぶち当たりながら、それを主人公が仲間の助けも借りて乗り越えていくんだけど、主人公の思惑とお仲間さんの思いにはかなりのズレがあって、それでも方向が同じだから、様々な問題を乗り越えられるんだけど。
それが良いかなって。
主人公の思惑はわがままで自己中心的なんだけど、でも筋が通っているし、良い方向に向かうんだから、それはそれで「間違っていない」と思うんだよね。
どこかの漫画の悪役の台詞じゃないんだけど、作中のお姫様の思惑は、完全無欠に「過程や方法はどうでも良く」て、「勝てば良かろうなのだ」であって。
でも、それが自分だけじゃなくて周りをも良くするなら、それは「悪いこと」じゃないんじゃないかなと。
だから、「正義の味方」と「悪役」の差って、自分だけかそうじゃないかの違いしかないのかなって。
ちょっと考えさせられました。うん。
この『ティアムーン帝国物語』なんだけど、2023年10月からアニメをやっている、ってことは実は知っているんだけど、私は見ていません。😅
いやまあ...単純に主人公ミーアの声がちょっと耳に合わなかったなと。
で。
原作のライトノベルの他に。
杜野ミズ先生が描かれているコミカライズ版。
んで、直晴先生著のスピンオフで、主人公や(王子様だったり令嬢だったりする)そのお仲間さんの取り巻きであるメイドさんや執事さんの物語。
あと、なんかその他もろもろあるようですけど、私が読んでるのはこの3作品です。
絵的には最後の直晴先生のものが私的には一番お気に入りかなと。
...なんせ、原作のラノベの挿絵はなかなかロリってんだよなぁ...何故だろう? 最近の流行なのだろうか?
つーわけで。
今回は、私が最近嵌っている物語の感想兼紹介でした。
てことで、最近ブログ更新が週刊になってた最大の理由もこの『ティアムーン帝国物語』を読み耽っていたからだったりします。😅
私のブログ作成が結構のんびりするときって、4つの理由がありまして。
①病気養生中・・・当たり前だよなぁ。
②精神的に参ってるとき・・・まあこれも止むを得ない
③なんか忙しいとき・・・仕事だけじゃなくて、これまでだとサクスペのパワチャレイベント含む。
④何かにハマっているとき・・・
つーわけで、今回は④に当て嵌まってました。
まあネタ切れしてる時も週刊になることはあるけど、それは平にご容赦を。
さて、今回ラストは、久しぶりにちょっと重たい話。
畳んでおくので、PCで見ている方は「続きを読む」から。
スマホで見ている人はここでブラウザバックで構いません。
今回のティアムーン帝国物語では「王国」のお話をしましたけど、この現代においても「王国」は存在していまして、例えば、私たちが住む日本も「王国」です。
だから、王様のいない国だと一番偉い人である「大統領」が居ません。
だから、「総理大臣」は別に日本で一番偉い人ではありません。意外に知られていないんですが、「大臣のまとめ役」なだけで、権力は無いことは無いですが、微々たるものです。
まあ、かなり残念なことに日本では間違った認識をされてますけどね。
総理大臣にしろ大臣にしろ、そいつらで構成される「内閣」は別に何の議決権もなくて、議決権は「立法府=国会」にしかないので、内閣は、そこで議決された法案に従って動く存在=行政府です。
これもまあ、極めて残念なことに日本では間違った認識されてますけどね。
だから国会議員に「馬鹿」を送り込んじゃいけないんだけど、有権者たる日本国民の大半は、そこに気付くにはまだまだかかりそうなのがマジで悲しいなと。
ちなみに日本で一番偉い人は、これも例に漏れず「王様」です。
もっとも、日本では王様のことを「天皇」と言ってますけどね。
今は「国民の象徴」ですが。
さて。
実は「ティアムーン帝国物語」において、かなり重要なテーマになってるんだけど、この帝国には立法府=行政府で、つまりは「王様と取り巻きの貴族次第」=「政府」で国の行く末が決まるんだけど、このミーア姫の時代は、民衆と貴族の間に大きな溝があって、結局、物語が始まる前の世界線では、ティアムーン帝国は反政府運動による革命から滅びるんだけど、その滅び方が正直、今の日本と類似していて。
その姿が将来の日本にしか見えなくて。
陳腐だろうと奇麗ごとだろうと、このお話の根本を為すテーマが今の日本に必要なんじゃないかなと思えて。
ただまあ、それでも作中の民衆にも問題が無かったとは言わないけれど、逆に現代の日本の民衆には問題しかないことに、改めて気付かされて。
てな感じで、この作品を面白おかしく見させていただいているという最近です。
だから、私はこのお話にのめり込んだのかもしれないですね。